横スクロールの弾幕シューティングゲームの作り方について掲載しています。ぜひ参考にしてください。
弾幕シューティングゲームを作る
キャラクターや背景を作る
まずはキャラクターや背景を追加しましょう。好きなものでいいですが、キャラクターは、
- プレイヤー
- 敵1
- 敵2
- ボス
この4つのキャラクターを作っておいてください。大きさや色も調整しておいてください。
変数を作る
次に、変数を追加しましょう。
- HP
- ボスHP
- 敵1HP
- 敵2HP
- スコア
という3つの変数を追加してください。スコアは入れなくても構いません。
弾幕を作る
次に、弾幕を作って敵から発射するようにしましょう。
弾幕の作り方は下のサイトに掲載しています。
ボスは円形弾幕、敵2体は渦巻弾幕にすることをお勧めします。弾幕を作成したら、弾幕が敵の位置から発射されるように、「~へ行く」のブロックを使ってプログラミングしましょう。
プレイヤーを動かす
敵から弾を発射することができたら、プレイヤーを動かせるようにしましょう。プレイヤーを動かす方法は、2つあります。
矢印キーで動かす
1つ目は、矢印キーで動かす方法です。こちらのほうがプレイヤーを動かしやすいと思うので、こちらの方法をお勧めします。
マウスで動かす
2つ目は、マウスのポインターへ向けて動かす方法です。しかし、こちらの方法は思った通りに動かない場合があるので、1つ目の矢印キーを使う方法をお勧めします。こちらの方法は、タブレット向けです。
プレイヤーから弾を発射する
次に、プレイヤーから弾を発射するプログラムを作りましょう。まず、プレイヤー用の弾を追加してください。
そして、弾に上のようなプログラムを追加してください。クローンされたときに表示して弾が右に飛んでいくようにしています。
そして、スペースキーが押されたらこの球のクローンが生成されるようにすることで、プレイヤー弾が完成します。
当たり判定を追加する
次に、当たり判定を追加してゲームが成立するようにしましょう。
まず、上のようなプログラムを敵が発射する弾に追加してください。このプログラムで、プレイヤーに弾が当たった時にHPが減るようにします。
プレイヤーの弾には、上のようなプログラムを追加してください。基本的には敵弾のプログラムと変わりません。
こうすると、弾が当たった時にHPが減るようになると思います。
そして、HPを最初に設定しておくことで、大体のゲームの流れは完成です。
HPが0になったらゲームオーバーにする
次に、HPが0になったらゲームオーバーにするプログラムを作りましょう。
以下のようなプログラムをプレイヤーに追加して、ゲームオーバーというメッセージを受け取ったらお好みでゲームオーバーという文字を表示するようにしてください。
ボスHPが0になったらゲームクリアにする
上と同じように、ボスのHPが0になったらゲームクリアというメッセージを送り、そのメッセージを受け取ったら、ゲームクリアという文字を表示するようにしてください。文字は表示しなくても構いません。
敵1、敵2のプログラム
敵1、敵2は、HPが0になったら消滅するようにしましょう。
ただ、隠すだけだと弾が発射され続けてしまうので、HPが0になったら弾を発射しないようにするプログラムを忘れずに入れておきましょう。
スコアを作る
最後に、ゲームをより面白くするスコアを追加しましょう。ですが、絶対に必要というわけではないので追加しなくても構いません。
プレイヤー弾が当たった時にスコアが増えるようにしましょう。
さらに、敵弾がプレイヤーに当たった時にスコアを減らすようにしましょう。減らすスコアはお好みで構いません(2くらいがいいと思います)。スコアの初期化も忘れずに行いましょう。
プレイしてみよう
ここまでの行程で弾幕シューティングゲームは完成です!
弾幕シューティングゲームが完成したら、ぜひプレイしてみましょう。難しい、変だなと思う部分があったらぜひ自分で調整してみてください。また、アレンジの例としては、不規則弾幕を追加する、HPを変更、弾の種類を増やすなどがあります。ぜひやってみてください。
他にも面白いゲームの作り方やスクラッチの知識について解説している記事があります。ぜひ参考にしてください。